変化への「適応力」＝生き残る力①

現代は変化が激しい時代です
特にビジネスを取り囲む環境は日々大きく変化しています
そのような変化の激しい時代にあって　自分の持っている能力を出し切り
仕事で活躍していくためには
「上手に変化に適応していく」という能力を身につけていくことが大切です

そのような適応力を持っていてこそ　厳しいビジネス社会の中で
生き残っていけるのです

イギリスの自然科学者にチャールズ・ダーウィンがいます
「進化論」の提唱者として有名です
ダーウィンは
「生き残る種というのは　最も強いものでもなければ　最も知能の高いものでもない
変わっていく環境に最も適応できる種が生き残る」
と述べました

地球の長い歴史の中で　進化の過程で生き残ることができずに
滅んでいった生物がたくさんいます
そのように滅んでいった生物は「弱い生物」でもなければ
「知能が低い生物」でもありませんでした

むしろ「強く知能が高い生物」であっても滅んでいったものは多いのです

ビジネスの世界でもこれと同じことが言えるのではないでしょうか
ビジネスの世界で生き残り　長く活躍していく人というのは
必ずしも「体力があり　また高い知性がある」という人ではありません

それよりも　もっと大切なのは
変化するジビネス環境に適応する力なのです

どのように環境が変化したとしても
その新しい環境にすぐに適応する力なのです

そのような適応力がない人は　環境が変わったことがきっかけで
そこで活躍できなくなってしまうことが多いのです

人生に成功するには　どんなに環境が変わっても
新しい環境の中で力を発揮し
ずっと活躍できるような適応力を持つことが大切です

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植西　聰　青春出版社　2018