「ボランティア」と「仕事」の違いは何か?
ボランティアと仕事の違いは、お金をいただくかどうかということです
ボランティアだったら、体調が悪かったり、他にもっと大事なことが発生したり気が向かなかったりすれば、サボることも自由でしょう
効率性も考えなくていい
そこに、対価を支払うお客様は存在していないのですから
実際震災ボランティアなどで、瓦礫の撤去作業などを手伝っている人がもしサボっていたとしても、文句を言う人はいないでしょう
しかし「仕事」ではそうはいきません
同じ撤去作業をしていたとしても、たとえば自衛隊や建設会社の人だったら文句を言われるはずです
もしあなたが対価としてのお金をもらうのであれば、あなたは責任を持って相手に対して価値を提供しなければなりません
人に喜んでいただけて、初めてお金を得ることができるのです
しかし、ここで勘違いをしてはいけません
それは、仕事の評価は他人がするものだということです
いくら自分では私は価値があると思っていても、お客様に評価されて仕事が発注されなければあなたの欲しい条件(お金)は得られません
評価するのは他人だからこそ、働く「目的」は、皆に共感してもらえるようなものを設定できるといいですよね
「あ~それはいいね」と共感してもらえる、「そんな人と働きたい」とワクワクしてもらえるような目的を設定し、そんな人であり続けること
もちろん、大前提として自分がワクワクすることが大切です
仕事の評価は、対価が発生する以上、他人がするものだということを忘れないでください
どうせ働くんだったら、楽しもう!
「プライベートは楽しいのに、どうしても仕事は楽しくない・・・」そう思っている人、きっとたくさんいますよね
どうしてそう感じるのか
それは、お金を支払う側と支払われる側の違いです
自分が好きなこと、欲しいものに対してお金を支払い快楽を得る、プライベートでの経済行為は、楽しくて当たり前です
お金をいただく「仕事」とはそもそもの大前提が違います
好きなことは受け身で「楽しい」のは当然です
「働く」ことを楽しいと感じるためには、あなたが他人に価値を提供しお金を得る行為、つまり仕事を、主体性をもって楽しもうとするかどうかにかかっています
つまり「楽しむ」工夫が大切なのです
働くことを「楽しむ」ためのコツは、
①今の仕事に興味を持つ
②今の仕事の好きなところを見つける
③働く目的を考えてみる
同じ時間を過ごすなら、人生の多くを占める「働く」ことを、思う存分楽しんでしまった方が幸せですよね
あなたが働くことで誰かが喜んでくれる
それが自分の喜びにもなる人生を送りましょう
「働いている」自分自身を楽しもう!!
自分を動かす習慣80のヒント集。
張替一真 ぱる出版 2019
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