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「魂」を揺さぶる言葉 ー今日、元気になる一言②

人を育てることができるのは「人」だけ

大きな困難に出会っても
その困難を乗り越え、そこで学んだことをきっかけに
大きな飛躍をする人がいる

一方で
大きな困難に出会うと
そこで立ち止まり、あきらめてしまう人もいる
その差は、まわりにどのような人がいるか

困難に出会ったときに
どのような人がまわりにいるかで
人がどのように育つかが変わる

人は環境によって育つのではなく
まわりにいる人によって育つ

やっていない人ほど「やっている」といい
やっている人ほど「やっていない」という

目標が低いと
努力したつもりになることができる

高い目標に向かって
がんばっている人たちは
自分が「努力している」とは思っていない

世界一を目指している人にとって
世界一ではない理由は、ひとつ
まだまだ努力が足りないから

世界一の人だけが
使うことができる言葉がある

「努力してきてよかった」

一時間は有限 でも 一時間の使い方は無限

一時間でできることって何だろう
たとえば、新しいことに取り組むときなら

●アイデアを十案思いつく
●インターネットで情報検索
●近くの本屋さんで情報誌を購入して読む
●知人に電話して、わからないことを教えてもらう
●専門家に手紙を書いて、協力をお願いする

一時間でできること
探せばいくらでも見つかる

一時間で世界をほんのちょっと
変えることができる

相手を知るほど 怒りはなくなる

すべての行動には
理由がある

相手がこちらの話を聞かないとき
必ず、聞かない理由がある

相手にやる気がないとき
必ず、やる気にならない理由がある

その理由を聞けば
相手のことが理解できるはず

相手のことが理解できれば
相手を応援したくなる

批判は感謝に勝てない

「こんなこともわかっていないのか!君にできるわけないじゃないか!」
「なるほど、それを勉強すればいいんですね。ありがとうございます」

新しいことをはじめようとするとき
批判されることがある

しかし、それは厳しくとも励ましの言葉

どんな批判にも、感謝で応え
いわれたことを一所懸命にやる

人はいつも感謝しながら
いわれたことを一所懸命にやっている人を
批判し続けることはできない

最後にいうだろう

「君ならできる!何でも応援しよう」

困った部下が上司を育てる

やる気のない部下がいる

アドバイスしても、やる気にならない
話を聞いても、やるきにならない
怒っても、なだめても、やる気にならない

自分に何か原因があるかもしれない
そもそも自分にやる気があるんだろうか
仕事は疲れるものと思っていたんじゃないか
夢を持ってワクワクしながら生きてきただろうか

自分は「見本」になっているか

やる気のない部下のおかげで、自分を見直すことができた
部下のおかげで、やる気になった

「夢」が「現実」に変わる言葉

福島正伸 三笠書房 2008
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