欠点があるから友人ができるんだ
すべてに完璧な人などいない
なぜ、いないんだろう?
それはね、人は一人で生きていくのではなく
助け合って生きていくため
すべてが同じ人などいない
みんな違う
なんで、みんな違うの?
それはね、みんなが集まったら
何でもできるようになるため
人は他人と会うことで自分らしさに気づいていく
人はたくさんの人と出会いながら生きている
いろんな他人がいるから
いろんなことを気づくことができる
あんな考え方って素敵だな
あんな風に生きていきたいな
他人と出会うことで
自分のなりたい自分が見えてくる
いろんな他人がいるのは、自分らしさに気づくため
他人と出会うことは、自分が探している自分に出会うこと
仕事があるだけで幸せ 家族がいるだけで幸せ 生きているだけで幸せ
いつか幸せになりたい
私を幸せにしてくれる人は、どこにいるのか
どこに行けば、幸せになれるのか
そんなこと、考える必要はないよ
幸せは、今ここにあるんだから
電気がつくだけで幸せ
仕事ができるだけで幸せ
生きているだけで幸せ
幸せは探し求めるものではなく
いか幸せであることに気がつくこと
幸せは
幸せと思う人を、幸せにする
人は誰かを幸せにするために生まれてきた
不満を言わない
怒らない
批判しない
イライラしない
笑顔でそこにいる
それだけで
誰かの役に立っているかもしれない
幸せとは人と人との間にある
他人に勝てば、幸せになれる?
でも、他人から恨まれることはないのかな
欲しいものが手に入れば、幸せになれる?
また、新しいものが欲しくなるだけじゃないのかな
そもそも一人で、幸せになれるのだろうか
どんなに満足しても、寂しくならないだろうか
でも
自分もまわりも笑顔なら、とっても幸せだよね
喜びを分け合えたら、とっても幸せだよね
幸せは、みんなと一緒になるもの
心に暖炉があればどんなところでも暖かい
あの人がいると
心が温かくなる
あの人は、人を評価しない
あの人は、人を信じている
あの人は、人が大好きだ
あの人は、何もしない
こっちも、何かを期待していない
でも一つだけ、
期待していることがあるとすれば、
いつも、私の心の中にいてほしい
助け合うためにはまず助けること
夢のある人、百人が集まった
みんなが自分の夢を実現したいと思っている
すると、助け合うことができずに
結局は自分一人でやることになる
夢のある人、百人が集まった
みんなが他人の夢を実現したいと思っている
すると、自分以外の九十九人が
自分の夢を支援してくれるようになる
そして、百人の夢が実現する
自分の夢を実現したいときは
まず、他人の夢を支援すること
自分が笑顔になると 相手も笑顔になる
不愛想な人がいる
こちらが笑顔で接しても、怖そうな顔つきは変わらない
それでも、勇気を出して、笑顔攻撃を仕掛けつづける
「お前は何で、いつも笑顔なんだ!」
突然、怒りだした
だから、思いっきり言い返した
「そんなこと、こっちの勝手でしょ」
「ちゃんと言え!」
「私は勝手に、あなたのことが大好きなの!」
険しくとも進みたい道が もっとも疲れない道
どんなに成功者のまねをしても
同じ成功者になることはできない
どんなにうまくいった方法を取り入れても
同じ結果にはならない
仮にもし
成功したとしても、結果が出たとしても
なぜか、満たされない
それは、結果が出るやり方であったとしても
自分らしいやり方じゃないから
自分らしいやり方でやってみたくなる
時間がかかっても 遠回りしても
いろんなことがあるからこそ幸せになれる
昨日と今日が違うように
今日と同じ明日は来ない
毎日、ちがうのはなぜ?
それは、毎日いろいろなことに気づくため
何に気づくの?
生きている意味
それは、何のため?
幸せになるため
疲れている自分 輝いている自分 子どもに見せたどっちの自分?
「今日も、楽しかった!」
そういいながら、家に帰ってくる親がいる
「今日も、疲れた・・・」
そういいながら、家に帰ってくる親がいる
子どもは、どっちの親の話を聞くのだろう
「仕事は楽しいな~、どんな仕事も学ぶことばかりだ」
そういう上司がいる
「仕事はつらいな~、どんな仕事も思い通りにならないことばかりだ」
そういう上司がいる
部下は、どちらの上司の話を聞きたくなるのだろう
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未来が輝く魔法の言葉100
福島正伸 玄光社 2011