いつも空は青い
土砂降りの雨の中で、ずぶぬれになって
水たまりで転んで、泥んこになって
道に迷って、イライラして
そんな自分を
離れたところから見てみると
ちょっと、いとおしくなる
がんばれ!って言いたくなる
いつも、空は青い
言葉ではなく 思いが伝わる
あの人の言葉はズシンと心に響く
あの人の声は、耳に気持ちいい
あの人の表情は、迷いがない
あの人の
心の奥底から出てくる言葉は
こちらの心の奥底まで届く
そして、あの人の思いが
私の行動となる
チャンスが来るのではなくチャンスに変えるのだ
なかなかチャンスが来ない
いくら待ってもチャンスは来ない
自分が置かれる状況は、いつもピンチの連続
ところで
チャンスとピンチの基準は何?
実は、それは同じ状況
チャンスと決めれば、チャンスになり
ピンチと決めれば、ピンチになる
チャンスかピンチかは、自分が決めること
変えるのは行動 変えないのは志
いつも目の前には
二股の道
どちらに進んでも
その先にまた二股の道
夢を忘れなかった者だけが
夢にたどり着く
人生を楽しみたい時は 今を楽しむこと
いつか、楽しいことがあるよ
いつか、いいことがあるよ
「いつか」って、「いつ」なの
いつかとは、今日
だから今日一日を
人生最高の一日にする
ピンチはチャンスという親友を連れてくる
ピンチ君は、目立ちたがり屋で、足が速いんだよ
だから、何かあれば最初にやってきて主張するんだ
「ピンチだよ!」って
チャンス君は、謙虚で足が遅いんだ
だから、少しあとからやってきて、小さな声でつぶやくんだ
「チャンスだよ!」って
どちらと仲良くなろうかな~?
本当につらい時 それは 本当に大切なものが見える時
うまくいかない時
思った通りにならない時
いろんなことが頭の中を駆け巡る
このままでいいんだろうか?
自分のどこに原因があったんだろうか?
いろんなことが駆け巡って、たどり着くところがある
それは
今、自分がここにいる意味
嬉しいのは 人に勝った時より 人の役に立てた時
他人に勝った時、うれしいのは自分だけ
他人の役に立った時、嬉しいのは他人と自分
うれしさは、一緒に味わうほど大きくなる
うれしさは、さびしんぼうだからね
一人ぼっちの時は、ちっちゃいんだよ
頑張るとは 楽しむこと
人は
頑張るほど、疲れない
どんなことでも
やればやるほど、楽しくなる
そこには
自分の成長という喜びがある
仲間と味わう充実感がある
楽しみとは
楽ではないこと
笑顔が人を変える
相手の心を動かすのは、自分の心
自分の心がざわめくと
相手の心もざわめく
自分の心がきらめくと
相手の心もきらめく
これって、言葉も、習慣も超えた
全世界共通のルール
心と心は、つながっているんだね
世界は一つの大きな心
すべては より良いことのために起こる
辛く苦しい日々
その日々には意味がある
人の心の痛みがわかるようになる
心の大きい人になる
置かれている環境がどんなに厳しくとも
その環境には意味がある
人として成長することができるようになる
感動を与えられる人になる
そんな人たちが
活躍している
若者から学ぶほど 年をとらなくなる
年をとると、何かがわかったような気になる
いったい、何がわかったのだろう?
仕事の仕方?
人と人との付き合い方?
人生?
本当は
何もわかっていないのかも
いつまでも、わからないことがいっぱいある
いつまでも、気づくことがいっぱいある
それが、若さ
奇跡は あきらめない人が大好き
毎日いろいろなことがある
なかなか成果が出ず
何度もあきらめそうになった仕事が
急にはかどり出す
自分の不注意で
迷惑をかけてしまったお客様から
ねぎらいの言葉をいただく
厳しいだけだと思っていた上司が
小さな結果を出した自分のことを
心から喜んでくれる
あきらめないだけで
奇跡が起きる
今からはじめるが一番早い
もっと早く、このことを知っていたら
もっと早く、出会っていれば
もっと早くから、やっておけば良かった
でも、本当は
今だから知ることができた
今だから出会うことができた
今からはじめればいい
誰でも、今から人生を変えられる
誰でも、ここから世界を変えられる
「たら、れば」ではなく
「から」
未来は今日から変わるもの
未来が輝く魔法の言葉100
福島正伸 玄光社 2011
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