変化していく先に、成長がある

人生は、「体験の積み重ね」によってできています
いろいろなことを体験していく
それは、つまりは変化していくということです
20代は、多くの人の人生で、もっとも変化していく10年です
さまざまな人とつき合ったり、仕事をしたりする中で、自分のことがわかってきます
逆にいうと、変化をすることでしか、自分のことがわかりません
恋愛でも、いろいろなタイプの人と会っているうちに、自分はこういう感じの人となら幸せになれそう、といったことがわかってきます
そのために、「変化」つまり体験が必要なのです
けれども、変化するというのは意外に怖いものです
誰だって、失敗はしたくありませんが、失敗できないと、成長もできなくなります
失敗を恐れて、安定にとどまるというのでは、20代という貴重な10年を無駄にしてしまうことになります
安定すればするほど、人生はつまらなくなってしまいます
成長しようとすれば、いろんな出来事が起きて、人生は不安定になります
このバランスを、あなたなりにどう取るかです

成長したいと思うならば、いまの安定を一時的にでも手放さなければいけません
あなたが自分では変化したくないと思っても、時代が大きな変化を促しています
否応なしに、変化しなくてはいけない状況が出てくるかもしれません

最初に就職した会社に、ずっと定年まで勤めるというのは、昔ならあり得た生き方でした
激動の時代では、残念ながら、それは難しいかもしれません
一つの会社がそれだけ長く続くかどうかということもあるし、雇用スタイルも自由になっていくからです

激動の時代を生き抜くには、変化に強くなる必要があります