仕事‐1

働き方
みんな本気の人を探している

本気でやると決めた

でも、まわりが応援してくれない
それでもやり続けた

どんなに努力しても、結果が出ない
それでもやり続けた

弱音を吐かず、不満を言わず、やり続けた

ある時、振り向いたら、みんなが笑顔でそこにいた
みんなが自分を応援するために、そこにいた

みんな待っていてくれたんだ
私が本気かどうか見ていてくれたんだ

どんなに小さな仕事も 自分の人生がかかっている

ある男がいつかお店を持ちたいと思って
レストランに修行に入った

しかし、彼の仕事は数年間ずっと皿洗い
だったら、皿洗いで世界一になろうと
世界一速く片づける皿洗いを目指した

その速さが話題になり、お客様が沢山見に来るようになった

お客様は早く見たいから、早く食事を終わらせる
そして彼の姿に感動し、周りに噂を広げる
おかげで、彼の働くお店は大繁盛

彼は遂に言った
「お店を開きたい」
するとみんなが口を揃えた
「喜んで、応援するよ」

決意が人を動かす

今やっていることを
使命と思っている人がいる
困難があっても、動じない
止まっているように見えても、考えている
気がつかないうちに、一歩先に行っている

その人は仕事を、志事にしている

そんな人の生き方は、格好いい
一緒にいるだけで、ワクワクする

人の心が動くのは
迷わない人に出会ったとき

すべての仕事は 世界と未来につながっている

コピーをとる
電話をする
伝票を書く
商品を納める

毎日ちょっと、世界を変えている
毎日ちょっと、未来を変えている

今日もちょっと、世界を変えてもいいんだよね

ちょっとだけなのに
ワクワクする

強いチームのメンバーは お互いが手本となっている

自分が楽をしようと思うと
他人がうらやましく見える

自分が成長しようと思うと
他人が手本に見える

いかなる企業でも最高の商品とは 社員の働く姿である

商品は
働く人の思いが、形になったもの

サービスは
働く人の思いが、行為になったもの

一生懸命に働く人の姿に
人は心を奪われる

教えると自分の未熟さがよくわかる

人に教えること
人前で話すこと

そこでは、自分のすべてが相手に伝わる
それは、自分が裸にさせられること

裸になった自分を見れば
自分の足りないところがわかる

足りないところがわかれば
次にどうすればいいかがわかる

楽しんでいる人は 忙しいとは言わない

楽しい時間は早い
時間があっという間に過ぎていく

そんな状態を、夢中という
それは
夢に向かっている時間
生きる勇気がどんどん湧いてくる時間

まわりから見れば、大変なことでも
楽しんでいる人は
いつまでも続けていたい、と思っている

坂本龍馬は 携帯電話も使わずに日本を変えた

日本全国、どこでも歩いていく
思いの強さが、自分の行動を駆り立てる

すべてを捨てる覚悟で、人に会う
志の高さが、人の心を引き付ける

今日一日の行動で日本を変えられると信じている

どんなことでも信じ続ければ
その先に輝く未来がある

何かが足りないことが
できない理由にならない人たちがいる

三流は感情で動く
二流は理屈で動く
一流は志で動く

今日も仕事か~
かったるいな~
面倒だな~

それはとても辛いこと

でも
仕事は生活するために必要なこと
働かなければ生きていけない
生きるために働くのは、当然のこと

それはしなければならないこと

でも
その仕事を待っている人たちがいる
自分を必要としてくれている人がいる
どんな仕事にも意義がある

それはしたいこと

大きな成功は 日々の小さな成果の積み重ね

今日の小さな一歩
こんな一歩じゃ、どこにも行けやしない

明日も一歩
行けるところはたかが知れている

七日目も一歩
たいしたことはない

五十日目も一歩
あれ・・・・・?

百日目も一歩
後ろを振り向いた
前とはちょっとちがう景色が広がっていた

百一日目の一歩
さあ、今日も一歩進んだぞ

人は何のために今日働いてるのかを 忘れている

はじめる前はワクワクするもの
はじめてしまうと、当たり前になる
当たり前が続くと、めんどうになる

だから
はじめを思い出す

はじめを忘れない努力を、忘れない

やるという前提に立っていないと
人を動かす企画書は書けない

一目、見た瞬間に、わかることがある
一言、交わした瞬間に、わかることがある
そっと触れた瞬間に、わかることがある

その人が創ったものを見れば
その人の言葉を聞けば
その人の雰囲気に触れれば

その人がどんな覚悟で取り組んだかがわかる
自分が迷っていても、相手の覚悟で目が覚める

だから、はじめる前に決意する


未来が輝く魔法の言葉100

福島正伸 玄光社 2011

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