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結果よりも大切なこと

私は「失敗」です
私は あきらめる人が大好きです
でも あきらめない人は大嫌いです

私は 疲れている人が好きです
でも 元気な人は大嫌いです

私は 後ろ向きな人が大好きです
でも 前向きな人は大嫌いです

私は 夢のない人が大好きです
でも 夢をもっている人は大嫌いです

でも 時々大好きだった人が 大嫌いになってしまうこともあるんです
人間って 私に内緒で 勝手に変わってしまうんですよ
まったく 困ったもんです

そんな時は さっさと逃げることにしています
居心地が悪くてしようがないからです
変わる人は 大嫌いです

そして 私が大嫌いになったあなたは・・・・
成功者です

中経出版 2010年 福島正伸 1日1分元気になる法則

うまくいっているときにも あなたは試されている

人は ものごとがうまくいかないときに
あきらめずに努力を続けられるか
本気でやれるかどうかを試されます

また それとは逆に 上手くいっている時にも
本気でやっているか 勝って兜の緒を締められるかどうかを
試されているのです

たとえ今どんなにうまくいっている状態であっても
その状態がずっと続いていくわけではありません
常に目標を持って 
成長し続けるチャレンジャーであり続けられるかどうかが問題です

うまくいっている状態というのは
どうしても気持ちが緩んでしまうことがあります
そして 
その気の緩みがのちの大きな問題を引き起こす
火種になってしまうことがあるのです

すなわち 生き方という点でいうと
うまくいっているときにこそ 
自分の生き方が試されていると考えたほうがいいのです

「大きな目標を達成した」「もう十分やった」などと考えてしまうと
「バーンアウト・シンドローム(燃え尽き症候群)」といって
急激に意欲が低下し 極端な場合には
その後の生きる意味すら見失ってしまうことがあります

ですから 何か大きな目標を立てたときは
その目標を達成する前に 次の目標まで
きちんと決めておくことが必要になります

結果よりも大切なこと

私たちは 目前の結果が出ると
何となく安心してしまう傾向があります
しかし 人生という時間の中で考えると
「結果が出る・出ない」以上に
大切なことがあると思います

それは 結果がどうであれ
人生の中で ものごとをどう受け止めるかということです
失敗しようが それよりも 置かれた状況の中で
「どう生きるか」「その経験から何を学んで どれだけ成長するか」
このことが何よりも大切なことだと思います

つまりそれは 失敗してもめげず 成功してもおごらず
学び 成長し続ける生き方です

世の中は「勝ち負け」で すべてが決まるわけではありません
極端な表現になるかもしれませんが
私は いわゆる成功も失敗も 
その人の人生には関係がないと思っています
常に夢を持って 自分を成長させ続けている人はすべて
成功者なのだと思います

成功とは 他人と比較するものではありません
一生懸命に生きている人たちはみな
自分の人生の成功者だと思います


1日1分元気になる法則

中経出版 2010年 福島正伸
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