続かないあなたへ①

知っていることや、やっていること、成果が出ていることは違う
普段できないことは、結局はできない
自分の「無意識な行動」を探ってみる
自分の「良い習慣」と「悪い習慣」を見極める
1. 関連

知っていることや、やっていること、成果が出ていることは違う

ここであなたに伝えたいことは
「知っていることと、やっていることと、成果がでていることは違う」ということです

「知ってる、知ってる」

人の話や新しい学びに真剣に耳を貸さない人がいます
そういう半分心ここに在らず的な話の聞き方はとてももったいないです
新しい気づきや別の表現方法を得るチャンス、物事の本質に気づくチャンス、
行動に移すチャンス、多くのチャンスを失っていると言えます

「知っているつもり」は本当に怖い
あなたの成長を止めてしまうからです
どんな話にも謙虚に耳を傾けるべきです
どこに新しい発見や、自分を高めてくれるきっかけが転がっているかはわかりません
あらゆることに好奇心を持って、自分だったらどうだろう？と
自分事として捉えるクセをつけてください

「知識だけでなく、私は行動しているよ」という人は？
それだけではNGです
その行動が正しいものかどうかが重要だからです
あなたの未来を変えるために適切な行動でなければ
闇雲に動いているだけでは意味がないのです
ただ行動しているという満足感だけでは、成果は永遠に出せず
結局は何も変わりません

正しい知識を身につけて正しい行動を続けることで初めて成果が出せるのです
でも、大丈夫
「続かないあなたへ」で紹介する一つひとつ成果の出る行動を続けていくためのコツを覚えていきましょう
あなたにも必ずできますよ

普段できないことは、結局はできない

良い行動を続けるコツを学ぶ前に、もう一つ気をつけてほしいことがあります
それは「普段できていないことは、結局はできない」ということです

「いざという時にちゃんとすれば大丈夫」

と言う人がいます
「今、プレゼンが下手でも、先方の前ではちゃんと話すから」
「普段はラフな格好だけど、営業の時はスーツを着るから」
「会議になったら、書類をつくって提出するから」
「服薬指導の時は患者さんの立場になって考えるから」
「本番に強いから任せて」・・・

こういうことは意外とごまかせないものです
自分ではバレないだろうと思っていても、周りの人はすべてお見通し
普段できていないことは、決して本番でうまくいくことはありません
形だけ整えても表面的に取り繕っても簡単に見透かされてしまいます
なぜなら、そういう行動は習慣化されておらず
本当の意味で「あなたのもの」になっていないからです

自分のものになっていないものは・・・
何度も反復して自分の言葉として放つものでなければ
どんなにカッコつけても相手には刺さりません
普段から着こなしていないスーツは、その時だけ身につけてもビシッとは決まらないでしょう
普段からつくっていない書類をいざ作成しようとしたら
大いに手間取って締切に間に合わないなんてもともあるかもしれません

「普段できていないことは、いざという時にもうまくいかない」と肝に銘じ
今この瞬間から意識してできるように練習しましょう！

自分の「無意識な行動」を探ってみる

顕在意識とは、私たちが普段の生活の中で自分でしっかりと自覚しているわずか3～5％の「意識」のことです

潜在意識とは、残りの95～97％の「無意識」のこと
自分では意識することができない、言語化もできないモヤモヤとした領域です
私たちの意識は、ほとんどが無意識の領域からできているということです

無意識の時にしている思考、行動が「習慣」
考え方のクセ、昔から変わらない行動パターンと言ってもいいでしょう
もしかしたら、性格的なものも含まれるかもしれません
その行動、考え方をするのが当たり前になっているので
それをしていないことで不安になったり違和感を感じたりします
さらには意識していないので全く自分では気がつかない行動、考え方です
他の人に「あなたにはそういうところがあるよ」と言われても
「えっ、そんなことしていないし・・・」となることも多いのです

営業の上手な人に営業のコツを聞いたとしても
「普段のことをしているだけだよ」という答えしか返ってこないかもしれません
意地悪で教えてくれないのではなく、その人は日々の習慣で無意識に行っている行動によって成果を出しているので、本人もどう説明すればいいのかわからないのだと思います

まずは無意識の行動を自覚しましょう
あなたが普段から意識的に行っている行動と、無意識にとっている行動について
しっかりと認識するところから始めましょう

自分の「良い習慣」と「悪い習慣」を見極める

あなたが思い通りの未来を手に入れるためには正しい行動が重要です
5％しかない意識下の行動と95％の無意識の行動、どちらを変える方がより大きな成果が得られるでしょうか？
圧倒的に量の多い無意識に働きかけたほうがいいですよね

習慣を変えることには大きなパワーがあります
大きく自分の行動を変えようと思えば、90％を超えるあなたの「無意識」に働きかけて正しい行動を「習慣」にしてしまえばいいのです
行動の中でも無意識の領域における行動＝習慣を変えていかないと人生は変わらない
ということは「習慣」を変えることができれば、あなたの人生は劇的に変わる可能性があるということです

習慣には「良い習慣」と「悪い習慣」があります
良い習慣とは、あなたの未来にとってプラスになっていく、求める成果につながる行動です
良い習慣は、それを意識することでより良い習慣への進化させたり、他に応用することができます
人により良い方法として教えてあげることもできます
悪い習慣とは、逆にあなたの成長を制限する、より良い未来へ向かおうとするあなたの足を引っ張る行動です

良い習慣は無意識にやっていることなのでどんどん続けましょう
重要なのは、悪い習慣をどうコントロールするかです
悪い習慣は良い習慣に変えていく必要があります
変えるためには、

無意識（悪い習慣）⇒意識⇒無意識（良い習慣）

のステップを踏みます
悪い習慣を良い習慣に変えていくコツをこれから学んでいきましょう