「お時間をください」と言う人は、選ばれない。講演を聞きに来る人が、選ばれる。
「中谷さんとぜひお仕事を一緒にしたいので、お時間をとってください」と言う人がいます。
もう一方で、「中谷さんとお仕事をしたいので、今度ぜひ中谷塾にお話を伺いに行きます」と言って、講演を聞きに来る人がいます。
「お時間をください。お話を聞きたい」と言うなら、中谷塾でセミナーをしているので、そこに申し込めはいつでも聞けるのです。
わざわざ「時間をつくってください」と言う人は、間違ってはいません。
選ばれない人も間違ってはいないのです。
ただし、選ばれる人は、選ばれない人以上の何かをしています。
ここが小学校のテストと違うところです。
小学校のテストでは、正解は正解です。
ところが、社会に出ると、正解より上の正解があるのです。
単に正解を出しているレベルでは選ばれません。
選ばれる人は、正解では満足しません。
第一感で浮かぶことは正解ですが、それを上まわる何かがないかを考えます。
選ばれない人は、「それはむずかしい」と言います。
むずかしくなく、今できることを探せばいいのです。
「お時間をとってもらうことはむずかしいかもしれないけれども、話を聞きに行くことはできる」と、すぐできることをしていくのが選ばれるコツなのです。
「今度、講演がある時、教えてください」と言う人は、タテマエで話しています。
毎週、中谷塾があるので、来ようと思えば、次の土曜日に参加できます。
ホームページすら見ていないということなのです。
「今度、本を読んでみようと思いますので、書名を教えてください」と言う人は、本屋さんに行っていない人なのです。
行動しないタテマエの人は、選ばれないのです。
行動するホンネの人が、選ばれるのです。
選ばれる人、選ばれない人 1ミリの差が決定的な差を生む
中谷彰宏 ぱる出版 2016
選ばれる人、選ばれない人。 1ミリの差が、決定的な差を生む [ 中谷彰宏 ] 価格:1430円(税込、送料無料) (2022/1/30時点)楽天で購入 |
コメント