相手を変えようとする人は、選ばれない。自分を変えようとする人が、選ばれる。
頑張っても頑張っても、上司から選んでもらえない時にどうすればいいでしょうか。
自分を選んでもらうために、どうやって上司を変えたらいいかを相談する人は、その時点で、すでに選ばれません。
自分の何を変えたらいいかを相談する人は、選ばれます。
お客様や上司を変えようとする人は、自分を変えようとはしていません。
自分が成長しないで、相手を変えていくという消極的な姿勢になっています。
中谷塾で2時間×4コマ・8時間の講義のあとに「非常に勉強になりました。では、そういうことがわかっていない人にはどうしたらいいですか」と質問する人がいました。
この質問をする人は選ばれません。
選ばれる人は「私の何を変えればいいかがわかりました」と言います。
自分が変わることから目をそらして、他人を変えることばかり考えている人は、どこまで行っても選ばれないのです。
大切なのは、次回、選ばれることです。
今日、選ばれなくてもいいのです。
ただし、選ばれなかった時の対応の仕方を間違えると、永遠に選ばれません。
次回選ばれるように、または、少しでも選ばれる可能性が上がるように、自分を変えていくことが大切なのです。
選ばれる人、選ばれない人。1ミリの差が決定的な差を生む。
中谷彰宏 ぱる出版 2016
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