コツ1.自ら限界をつくらない
何かに「チャレンジしたい」「こうなりたい」という思いを持ったとき、「現実には無理だろうな」「自分にとっては高望みだ」と、あきらめてしまうことはありませんか?
あるいは他人から、「そんなの無理だよ」「失敗するよ」とネガティブな「ダメ出し」を受けることであきらめてしまうこともあるでしょう
少なくともわざわざ自分から「自分へのダメ出し」をすることはまったく意味がありません
大切なことは『こうなりたいと思うこと』です
こうなりたいと思ってもできるかどうかはわかりませんが、こうなりたいと思わない人は絶対になれないということです
「ダメ出し」さえしなければ「チャレンジ目標」は簡単に決まります
そして、自分の目標が決まれば、それを叶えるための計画と努力がはじまります
そして、失敗や挫折を繰り返しながら、人は工夫・成長し、目標へと近づけるのです
コツ2.自信があるようにふるまう
ホウレンソウをする前に「すみません、まだ準備不足なのですが」とか「うまく言えないのですが」という言い訳をしてしまうことってありませんか?
無意識にこうした枕詞を習慣として使っているのであれば、今すぐやめましょう!
これは、人間が持っている「先入観」に由来します
あえて自信満々にふるまうことで、相手の反応をモジティブなものにし、自分自身の追い風にできるのです
心理学ではこれをプライミング効果と言います
自分からわざわざ逆風を作り出し、無用な労力・時間を生むような愚はあえて冒さない、ということです
つまり、自分への「先入観」を意識して、自信のある姿を見せるということです
コツ3.聞かれたことに答える
ビジネス上の会話で、理由や背景から返事をしてしまう人が多いのではないでしょうか?
こうしたケースでは、質問者が一番聞きたいことを最初に答えた後、必要に応じて周辺情報を話すようにしてください
つまり、「アポイントが取れたかどうか」を聞かれたら、「はい、取れました」「いいえ、取れませんでした」から答えるのです
他にも、「何が言いたいんだ?」「どうして遅れたんだ?」といった詰問調の質問に対して、素直に回答せず「すみません」と返してしまう人も多いですが、これも火に油を注ぐことになりかねません
どんな質問も、「聞かれたことに最初に答える」のが鉄則です
コツ4.流れるように説明をする
自分が報告をすると、なぜか質問攻めに遭う・・・
そんな経験はありませんか
多くの場合その原因は、あなたのそのたどたどしい説明にあります
詰まりながらの説明は、自信のな印象を与え、相手を不安に陥れます
その不安が重箱の隅をつつくような質問に変わり、話の内容とは無関係なあら探しをさせてしまうのです
これでは目的が達成されないばかりか、あなたの信用にかかわります
スムーズな説明には、話の順序も重要ですが、事前に「説明開始のセリフ」と「説明と説明の間のセリフ」を決めておくとよいでしょう
こうした接続詞を事前に決めておくと、上司やクライアントの前に立ったとしても、論理展開がスムーズで、緊張せずにホウレンソウができます
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まんがでわかる99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
河野英太郎 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン 2017