今日一日を人生最高の一日にする
最高の人生を送る人は
今日一日を大切にする
今日一日を大切にするということは
ひとつの行動を大切にする
一言を大切にする
ひとつの電話を大切にする
今日一日を最高の一日にする
この気持ちで毎日過ごせば
人生すべてが最高になる
何気なく、生きない
一回の電話にも、人生を賭ける
「いままで」より「いまから」
「もう少し早く、このことを知っていたら人生がかわっていたかもしれない」
「過去につらいことがたくさんあった」
「あのとき、道の選択を間違えた」
「これまで無駄な時間をたくさん過ごしてしまった」
しかし
それはみんな「過去」
たとえ、どんなに後悔するようなことがあったとしても
新しい人生が今日からはじまる
「いままでの経験を活かして、今日から何をしようか」
「今日」とは常に
自分らしく輝く
新しい人生の最初の一日
いつか いいことは起きない いいことは 今日起こすもの
「いつか、いいことが起きる」
と思って、待っていても
いいことは起きない
いいことは
「起きるもの」ではなく
「起こすもの」
いいことを起こすためには
夢を信じること
自分を信じること
自分の行動によって
いいことが起きると
思うこと
毎日が人生の分岐点
人生は、毎日の選択の結果
今日また、何を選択するかで
未来が変わっていく
目指すことを変えれば
選ぶ基準が変わり
そのときから
それまでとは違う人生がはじまる
いつでも新しい人生をはじめることができる
今日も分岐点
さて、何を目指そうか
すべての出来事に感謝できる
お客様からのクレームによって
何を改善したらいいかがわかるようになった
クレームに、ありがとう!
とてもつらい経験をしたことで
人の優しさがわかり
自分も優しくなれるようになった
つらい経験に、ありがとう!
病気になったことで
健康のありがたさがわかった
病気に、ありがとう!
どんな出来事もありがたいことに変わる
人はうまくいかないことで試されたり うまくいくことで試されたりする
ものごとはうまくいってからが難しい
うまくいくことは
問題に鈍感になることだから
問題が起きていても
うまくいっていると
それを感じなくなってしまう
そして、大きな問題になって
はじめて問題があることに気がつく
そのときには手遅れのこともある
本当に試されるのは
うまくいってから
もう一度生まれ変わっても同じ人生
友人はいった
「この人生は失敗だったかもしれない」
私は答えた
「次の人生も、この人生と同じだよ!」
何度生まれ変わっても
同じ人生だとすれば
この人生をどのように生きるかが問題になる
この人生を最高の人生にすれば
次の人生も最高になる
そう思って
この人生を最高にする
やる気のある人に会えば やる気にさせられる やる気のない人に会えば やる気にさせられる
子供の頃
カンフー映画を見た帰り道
誰にも負けない強い人間になった気がした
勇気のある人に出会うと
自分も勇気が出る
やる気のある人に会うと
自分もやる気がわいてくる
やる気のない人に、やる気になってほしいなら
自分のやる気を見せればいい
やる気のな人は、実はあなたを元気にするために
やる気のない「フリ」をしているだけなのだから
他人の幸せを考えるほど 自分も幸せになる
自分が幸せになりたいならば
他人を幸せにすればよい
他人の幸せを考えて
自分ができることを探して尽くすほど
自分のまわりが笑顔で満たされる
自分のまわりがすべて笑顔で満たされた人は幸せである
そして、そのうちに
尽くすこと自体が、幸せであることに気がつく
自分が他人の役に立っていると実感すること
それこそが自分が生きている証
最高の幸せは
人と人の間にある
財布を落としても意味がある
誰でも、財布を落としたときは
あわてるだろう
お金のほかに、さまざまなカードが入っているから
しかも、手続きが終わった後に見つかることもある
それまでの苦労はいったい何だったんだ!
しかし、ここにも意味がある
自分が困ったことが
ほかの人に降りかからないようにすれば
新しいアイデアが生まれる
問題は
降りかかった人を成功させるために起こる
すべての困った出来事が
私たちに何かを教えるために起きているのだから
大人がワクワクすると 子供もワクワクする
大人になるということは
夢を持ってワクワクしながら生きること
子供はワクワクしている大人を見て
ワクワクする
もしも電車の中で、駅のホームで
大人が笑顔で夢を語り合っていたら
子供は早く大人になりたいと思う
そして
こんなルールがあったら
子供たちのワクワクは最高潮になる
「夢は大人になってから」
早く大人になりたい!
「夢」が「現実」に変わる言葉
福島正伸 三笠書房 2008