「壁」を破る言葉 ー心の壁、自分の壁、常識の壁・・・・・①

人生
どんなときでも手法は百万通りある

私は、世界中の一流の人物に会いたいと思った

しかし、当時はお金も人脈も実績も、何もなかった
そこで、世界中の一流の人物に
五十人で会いに行くツアーを、旅行会社に提案した

結果、会いたい人に会うことができただけでなく
五十人もの仲間まで、できてしまった

考えれば、考えるほど、アイデアは無限に出る
人間の発想に限界はない
手法が行き詰ることはない
だから人間が行き詰ることもない

もし「行き詰った」「もうだめだ」と思ったとしても
それはただの勘違いかもしれない

習慣になるまでを楽しむ

習慣は人生を変える
習慣を変えることで、「なりたい自分」になれる

わかっていても習慣になるまでが難しい
ならば、「習慣になるまで」を楽しんでしまえばいい

習慣になるまでを楽しむためには
夢が実現したときのワクワクした状態を思い描く
毎日続けられるように簡単なことからはじめる
まわりの人に、自分の夢を話す
同じように夢を持った仲間を見つける

目の前の目標をつくり、まずは三日間
三日間続いたら、一週間
一週間続いたら、一か月
一か月続いたら、六か月

六か月続けられることは、一生続けられる

これでなりたい自分になれる

毎日同じ道を歩いても
毎日違うことに気づくことができる

いよいよ
自分のお店を持つという夢がかなうことになった
どんな看板にしようか
町に出て見渡すと、いろいろな看板がある
それぞれが色使いやライティングなど
目立つよう工夫を凝らしている
町を歩いているだけでワクワクしてくる
そしてとうとう
自分のイメージに合う看板に出会った
自分のお店の看板のイメージがわいてきた
そのとき、気がついた
そこは毎日歩いている道だった

探しているものしか見つからない

決意とはいかなる困難をも受け入れること

坂本龍馬は
車を持っていなかった
電車もバスもなかった
携帯電話も持っていなかった
ファックスもパソコンもなかった
脱藩して、すべてを捨て
そんな、まったく何もない状況で
彼は日本を変えようとした
日本中の志のある仲間と出会い
新しい日本をつくる原動力になった

彼がやったこと、それは・・・・・

日本をよりよくするという「決意」をしただけ

ひとつのことを徹底すると すべてのことがわかる

一流のスポーツ選手のいうことは
まるですべての心理を悟った
お坊さんのようだ

仕事にも
そのまま通用する話がたくさんある

それはどんなことも
とことんやると
同じようなことで悩み
同じようなことに気づくから

それは人間として成長すること
仲間の大切さ
そして生きる意味

すべては自分で選んだこと

上司にいわれたから、やむを得ない
会社の命令だから、仕方がない

そう考えると、とても疲れる

ならば、こう考えよう
上司にいわれた以上のことをやる
会社の命令は、自分の出番
上司や会社をびっくりさせよう!

自分で決めてここにいるんだから

他人が自分の人生を決めることはできない

他人から「どう思われるか」より 他人のために「何ができるか」

自分に対する他人の評価は
昨日の自分の行動の結果

自分が今日
どのように考え
どのような行動をとるかによって
明日の評価が変わる

相手が困っていることは何か
相手が関心を持っていることは何か
相手のためにできることは何か

そして
相手と出会えたことに感謝しているか

他人の目をきにするよりも
自分に何ができるかを気にする

他人を変える一番いい方法は 自分を変えること

「自分」が見ているのは「他人」
そして
「他人」が見ているのは「自分」

もし「他人」を変えたいと思ったら
「他人」が見ているものを変えればいい
つまり「自分」

子供に勉強させたいときは
仕事から帰ってきたら、興奮気味にいってみる
「ああ!
今日の仕事も楽しかったなあ!
明日も早く仕事がしたいなあ!
ワクワクして眠れそうにないなあ!
子供の頃、必死に勉強しておいてよかった~」

成長するほど 他人の長所が見えてくる

無意識でいると
他人の「短所」だけが見える
意識して見ないと
他人の「長所」は見えない

成長とは
他人の長所から学び、感謝できるようになること
成長するためには
相手の「長所」を探してみればいい
きっとたくさん見つかるはず
そのうち、相手の短所も長所に見えてくるだろう

他人は、自分の成長のレベルを教えてくれるバロメーター

最高のノウハウとは ノウハウがあることを感じさせないもの

凍えるほど寒い冬のある日
デパートで茶色のブーツを買った
ところが、家に帰ってがっくり
違う色の靴が入っていたのだ
すぐにお店に電話して
近くの駅まで、持ってきてもらうことになった

分厚いコートを着ていても、寒さで震えた
改札から店員さんが急ぎ足で出てきた
「お待たせして申し訳ありませんでした!」
その姿に驚いた
真冬なのにコートも着ず、薄手の制服のまま
「さ、寒くないですか?コートもなくて・・・・・」

「あ、忘れてました!」

「夢」が「現実」に変わる言葉

福島正伸 三笠書房 2008

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